Q.車を停止中に追突されたのに、修理代が全額出ないことがあるのですか?
A.修理費用は、基本的にはその車の時価額を越えると「全損扱い」となり、時価額までの費用しか補償されませんので、元通りに直す為の修理代が全額は出ないケースがあります。
例えば、時価評価額が30万円の車で、修理代が全損で150万円掛かる場合は、補償されるのは30万円のみです。
これは、 相手に全面的に非がある場合やどんなに車に対する思い入れ等があっても同様です。
ですので、年式の古い車を愛着を持って使用していた場合には、所有者としては非常に納得のいかない結果になります。
しかし、例外もあります。
それは、その車が希少価値の高いビンテージカーとして市場で安定して取引されていて、時価とは比較にならない高値で売買されている様な場合です。この場合は、市場取引き価格が賠償額となりますので、中古車市場での取引相場を証明する資料を用意します。
なお、10年以上経った車で、市場価格が不明であって、希少価値もない場合は、慣習的に新車当時の価格の一割程度が目安の時価額となります。

